プレイレポート/六.獅子の婿選び
~前回までのあらすじ~
~前回までのあらすじ~
北条家に一城たりとも拡大を許さない誓いを立てた上杉憲政(無能)は、雑コライケメン補正により念願の軍師(犬)を手に入れた。
犬(有能)は北条との婚姻を成立させ、甲駿相三国同盟を阻む。
北条と武田の争いは必至となり、関東の動乱はますます混迷となるのだった。
~小田原にて・北条家評定~
「拙僧の名前は板部岡~♪ 板部じゃないよ板部岡~♪」
「苗字が三文字板部岡~♪ 名前も長いよ江雪斎~♪」
「あああ、参った困った、参った困った、困ったときの――」
「江雪斎参上! これは殿、どうされました。」
「どうしたもこうせっさいもないわい。哀れでカワイイ我が娘が上杉のバカ殿なぞに……トホホ。」
「蔵春院様におかれましても、よきお年頃。そろそろご婚礼あそばしても――」
「黙れハゲ坊主! 貴様に蔵春院を救えるか!」
「ふむ。……では憲政を小田原へ呼び寄せては如何でしょうかな。」
「む。」
「そうして憲政を贅沢三昧にしてやるのです。」
「……続けよ。」
「憲政は本拠に帰ることなど忘れ、配下も愛想を尽かすでしょう。殿はそこを登用してしまえば宜しい。」
「実に面白い。」
「建前は北条家中においても婚礼の儀を執り行いたい、とでも称すれば良いでしょう。」
「上杉へ使いを出せ。……失礼のないようにな。」(ニヤリ)
~館山にて・上杉家評定~
「ぶゆうのほまれたかきさがみどのにごあいさつをもうしあげたくこうせいかつこうへいなるれんぐげっ」
「ああ、また噛んだ。」
「拙者の常日頃の苦労、ご理解いただけたか。」
「もーやだ! 行かない!」(ボカッ)
「殿。夢ではございませぬぞ。」
「痛い。お父さんにも殴られたことないのに。」(ボカッ)
(ドンッ)「今月の収支です!」
「むうっ、猿の尻のようにまっかだのお。」
「米がないんですよ米が! ここのところ防衛続きで減る一方ですぞ!」
「米がないなら麦を食えばいいじゃない。」(ボカッ)
「ほら北条殿の書面よーーく見てください」
「? 虎のハンコが押してある。手品で虎でも出すの?」(ボカッ)
「ここです、ここ! 小田原滞在中は食費全額あっちもち!」
『金利手数料配送料に食費宿泊費すべて江・雪・斎が負担します!』
「さあ行けいま行けすぐに行け。」
「…しかし、これは北条殿の罠では? すでに輿入れは済んでおりますのに、今更婚礼の儀を行うなどと。」
「でしょうな。」
「では丁重にお断りしては。」
「ふふ、策士策に溺れると申す。ここは相手の策にのった振りをして、かえって我が策と為すところでしょう。」
(ゴホン)「では殿。這ってでも小田原へ向かってくだされ。」
「いやだいいやだい、新婚さんなのにいやだい、蔵春院ちゃんとチュッチュするんだーーー」
「つまみ出せ。」
「はっ。」
「しかし、まさか殿があんな別嬪さんをお嫁に迎えられるとは。羨ましい限り。」
「やすすけも、ひめ、ほしい! やすすけも、ひめ! ひめ! ひめひめひめ!」
「コラッ、康資! いくさば!」
「! やすすけ、いくさばへ、まいる! やすすけ、いくさばへ、まいる!」(イクサバヘマイル!)
「行ってしまった。」
「ま、連戦連敗大名の守る小田城ならば康資でも落とせるでしょう。」
~その夜・館山城二の丸~
(コソコソ)「ああ、某…現代日本に生きてて良かった……! 世界に誇る日本の風習…YO・BA・I☆」
(キョロキョロ)
「使いにて鍛えたる健脚は今日という日のため……待っててね蔵春院ちゃん!」
(イザマイル!)εεε三三三三三三三三三三三三
~本丸~
(パチパチ)「ねがいましてーはー。うーむ、食い扶持一人減ったところで変わらんのー。」(ゴトッ)
「金山か油田でも当たらんかのー。」(ゴトゴトッ)
「あるめいだめ、米高すぎって言うと日本語わからん振りばかりしおって。絶対わかって――」(ゴトゴトズリズリガシャッ)
「……恥ずかしながら、某、武勇からっきしなのでござる。三十六計逃げるに如かず。」(コソコソ)
「ぎゃーーーっ!
「ぎゃーーーっ!」
「こ、これは犬殿! こんな夜更けに本丸を訪れるとは! ゴヨウハナンデスカ!」
「いやなに、犬の散歩でござる。」
「怪しい。」(チラッ)
「ワンと吠えるので見てみるとたまたま偶然よい茶器が落ちてましてなあ。」
臣従中に貯めておいた家宝を独立と同時にばら撒く。今までの外交のツケを払っていく。
「あっ! それは殿のコレクション! いーけないんだーいけないんだー。」
「いやいやたまたま偶然、棚の中に落ちていたのを拾っただけでござる。」
「某も失敬しちゃおっかな~。むふふん。」
「あいや家臣殿! …その茶器、毒入りと張り紙がしてありますぞ。」
「まーたそんなこと言って~。某、ほんとは蜜だって知ってますぞ~?」
(ニヤリ)「ふ、ふ。いやいやこの茶器、まことに毒入りの様子……それでは失礼。」(デルトスルカ)
(ざわ…ざわ…)「武田家御中って書いてあったような……。犬殿、今度は武田に裏切りかのお。」
「伏せをしていた犬、ついにハウスを出廬す、……か。」
「わっ! これは房総殿。ビックリしたなあ。…房総殿も当家に仕官を?」
「まだ心中の整理がつきませぬ。」(キリッ)
「で、お主はそこで何をしているの?」(ニッコリ)
(ニコニコ)(オミカタガホバクサレマシタ!)
(デンレイモホバクサレマシタ!)
頼廉・レポート(内政編)
一休禅師さまのとんち話が登場ですな。 拙僧とは道は違えども、同じ月を見ている同志でございます。 本章では執筆者がほぼ放置する内政についてまとめましたぞ。 常にも増して、内容がないよう……ですな。 |
一揆
民忠誠度が赤字の場合、一揆が発生する可能性がある。
一揆の対応は説得、金銭、鎮圧である。おそらく奉行の政治力が70未満の場合、無償の説得は行えない。
説得では失敗の可能性があり、鎮圧では兵士が1/3減少する。
9月の一揆では兵糧が受け取れなくなるため、兵糧に余裕がなければ鎮圧を行いたい。
なお鎮圧を実行するには、奉行が「一揆がなんとか」と言ってきたらいいえを選択する。
非常にわかりにくい。
設営、築城、整備
Tips☞設営は、基本的に自勢力の城から2つ隣以内で実行可能。
3つ隣でも建設可能な場合がある。
AIの建てた陣を上書きは出来ない。
3つ隣でも建設可能な場合がある。
AIの建てた陣を上書きは出来ない。
設営による防御効果は、挟撃の効果(攻撃25%↑&防御25%↑)に劣る。
敵を要地に配置させ、こちらは挟撃したほうが良い。
Tips☞設営した陣は補給地点として使える。
勢力が拡大して遠征する時など、余裕があれば最短経路上に設置しておくと便利。
勢力が拡大して遠征する時など、余裕があれば最短経路上に設置しておくと便利。
Tips☞築城は、自城から数マス以内(詳細不明)で実行可能。
AIが設営した陣を上書きできる。
新規の城の収入は金40、兵糧500である。築城資金の回収には都合8年かかる。
AIが設営した陣を上書きできる。
新規の城の収入は金40、兵糧500である。築城資金の回収には都合8年かかる。
Tips☞金山や国人衆を奪える。
金山は近い城優先。築城を実行できる段階では効果は薄い。
金山は近い城優先。築城を実行できる段階では効果は薄い。
Tips☞整備
本城の人口増加、直轄圏の拡大のために金が余ったらやってもよい。
道路整備状況で通れる部隊数が増えるが、自分の守る城が攻めやすくなってしまう。
△状態の部隊は最高速なので、道路整備状況で進軍速度は変わらない。
本城の人口増加、直轄圏の拡大のために金が余ったらやってもよい。
道路整備状況で通れる部隊数が増えるが、自分の守る城が攻めやすくなってしまう。
△状態の部隊は最高速なので、道路整備状況で進軍速度は変わらない。
Tips☞設営、築城、整備は実行中のマスに敵部隊が移動すると破棄される。
その際、実行に要した資金は返還されない。
その際、実行に要した資金は返還されない。
AIは積極的に設営、築城を破棄しようと動く。
開発、建設、拡張、政策
奉行の政治力の数字だけ伸び、石高と商業は限界に近づくと伸びが鈍化する。
開発の鈍化がない状況で建設、拡張をするのは無駄である。
最も大事なリソースは兵士である。多すぎて困ることはない。
次に大事なリソースが兵糧である。兵士が多くても兵糧がないと動けない。
最後が金である。兵士と兵糧が足りない時(序盤)には外交をする。
Tips☞兵士を増やす(費用対効果)
敵の城を奪う>>開発:兵舎>国人衆取込>>政策
※ 政策は維持費が莫大なので、内政が頭打ちになってからで十分。
※ 内政は一気に上げられないのが弱点。金が余りだしたら政策GO。
※ 内政しすぎてコメ不足で兵士が動かせないのは本末転倒。
※ 内政を頑張って報われるのは畿内スタートのときぐらい。軍事を頑張ろう。
畿内は本城が密集しており、配下も政治屋が多いため。
敵の城を奪う>>開発:兵舎>国人衆取込>>政策
※ 政策は維持費が莫大なので、内政が頭打ちになってからで十分。
※ 内政は一気に上げられないのが弱点。金が余りだしたら政策GO。
※ 内政しすぎてコメ不足で兵士が動かせないのは本末転倒。
※ 内政を頑張って報われるのは畿内スタートのときぐらい。軍事を頑張ろう。
畿内は本城が密集しており、配下も政治屋が多いため。
Tips☞建設
湯治場の効果は重複しない。一個建てればOK。
兵士回復量が3割程上昇するので、同じ城からの出撃が多い序盤~中盤に頼りになる。
小分けして出陣させ、常に兵士回復させるようにすると活かしやすい。
終盤では遠征で大部隊を運用するため、活かしにくい。
湯治場の効果は重複しない。一個建てればOK。
兵士回復量が3割程上昇するので、同じ城からの出撃が多い序盤~中盤に頼りになる。
小分けして出陣させ、常に兵士回復させるようにすると活かしやすい。
終盤では遠征で大部隊を運用するため、活かしにくい。
他の施設は創造性を上げるぐらいだろうか。残りは兵舎を建てる。
兵舎が頭打ちになったら農地を混ぜる。
金と兵糧は内政よりも敵の城を奪うことで増やしていけばいい。
AIの内政効率は高いので、元々育っている。
Tips☞政策
大名家の方針は、大名の志向(影響大)、施設(影響中)、家宝(影響中)、配下武将の志向(影響小)、に因る。
方針がブレると最大民忠誠度が一気に低下してしまい、それまでの政策への投資が無駄になる。
大名家の方針は、大名の志向(影響大)、施設(影響中)、家宝(影響中)、配下武将の志向(影響小)、に因る。
方針がブレると最大民忠誠度が一気に低下してしまい、それまでの政策への投資が無駄になる。
当主
当主の仕事は大きく3つ。隠居、工作、居城である。
Tips☞隠居
隠居により創造性を調整することができる。
概して能力の高い武将は創造が多く、終盤に向かうにつれ創造傾向に傾きがち。
特に九州の保守大名は創造に切り替えたい。
隠居により創造性を調整することができる。
概して能力の高い武将は創造が多く、終盤に向かうにつれ創造傾向に傾きがち。
特に九州の保守大名は創造に切り替えたい。
※ 大名家の名前が当主の姓に変わってしまう。家は断絶してしまったのだろうか。おかしな設定である。
どうでもいいが、将軍/関東管領/守護は継承するにも関わらず戦国伝が発生する。バグである。
※ 小早川隆景のブラコン特性(百万一心)の対象武将をチェックしたいときにも使える。
Tips☞工作
当主には外交ボーナスがある。
当主には外交ボーナスがある。
外交術持ちがいない場合は外交工作が毎月の仕事となるだろう。
Tips☞居城
直轄圏を外れた城でも、当主の居城は直轄となる。
直轄圏を外れた城でも、当主の居城は直轄となる。
中盤以降、前線が直轄圏から外れた場合に利用する。
尚、直轄部隊が制圧した城はそのTの軍略フェイズ中に限り操作可能である。
Tips☞居城は外交交渉の使者が到達する日数に関わる。
贈物、同盟、婚姻による不戦を期待する場合に非常に重要。
少しでも交渉相手の大名の居城に近づき、そのT内の交渉前に宣戦されることを防ぐ。
無能な当主の場合、居城の設定が中盤以降メインの仕事となる。
人を射んとすれば先ず馬を射よ、 敵を擒えんとすれば先ず王を擒えよ、と申します。 北条家は兵法三十六計が第十八、擒賊擒王(きんぞくきんおう)を 画策しておりますな。さてさて、どうなりますやら。 今回はここで幕といたしましょう。 |
- 最終更新:2014-10-17 19:55:40