プレイレポート/初めてでも痛くない安東家プレイレポート
安東家/家督相続/上級/第一部・完
イベント○/登録武将×/寿命○/討死○/架空姫○/会戦×
執筆者情報
信長の野望は武将風雲録以来のプレイ。
先週買ったばかりで、まだ一回もクリアしてないよ!
仕様の理解からやるよ!
まずはア行の大名から順番に選んでいけば間違いないよね!
秋月、姉小路、安東、一条、一色、伊東、宇都宮…信長の野望は端っこが強いから安東だな!
安東家の状況「内憂外患と糞立地」
執筆者の勝手なゲーム解釈
このゲームではリソースとして兵士・兵糧・金、サブリソースとして労力・武将がある。
兵士は移動可能なリソースで、敵のリソースを局地的に切り取ることが出来る。
また、総兵士数は外交関係を変化させる。
表示上の外交関係だけでなく、AIの宣戦布告の判断にも関わっている。
総兵士数、あるいは局地的に兵士数が少ないと、「舐められる」というわけだ。
兵糧は、兵士を動かすために必要で、基本的には兵士の行動圏を広げるものと考える。
兵糧不足もAIが宣戦布告する判断に関わっていると思われる。
金はこうしたリソースの開発に用い、兵士と兵糧を底上げしていく。
また、外交関係を変化させるために用いる。
そして、サブリソースとして労力は開発の上限を設定し、武将はすべてのリソースの効率を決めている。
兵士を増やし敵のリソースを切り取る、そのために兵糧があり、それらを増やすために金がある。
重要なのは、兵士は自然回復する、兵糧と金は交換可能、ということだ。
余談
ちなみにAIには大幅な内政ブーストがついているようだ。
「難しい」ならば敵を賢くしてほしいものだが、信長の野望のAIルーチンは20年前から変わらず糞だ。
そして、コピーガードの認証は相変わらず面倒だ。
執筆者は光栄を愛してやまない信者なのだが、歴史シミュレーションゲームを標榜する会社のAIとしては正直情けない。
UI(操作性)が不評のようだが、執筆者はそこまで不便を感じなかった。
部隊選択や拠点指定に難があったり、トップに前月開発ボタンが欲しい、など細かな点はあるものの、十分許容範囲だろう。
ただし道路整備、テメーはダメだ。無駄に細かすぎる上に、効果も薄すぎる。中盤以降の煩雑さに拍車をかけるだけの存在だ。
余談の余談だが、執筆者がプレイした今はなき三国志onlineというゲームのUIは抜群だった。
KOEIシンガポールとの開発だったそうだが、英語圏との共同開発のためにシンプルに洗練されたのかもしれない。
信長や三国志シリーズのプロデューサーの名前をチェックするのも、それぞれ特徴があって面白い発見がある。
以上ディスっぽいことを述べたが、MODを解放すれば世界に売れると思う。一言で感想を書くなら、すげー面白い!
ゲームプラン
序々盤:
金は外交と国人衆に。兵糧は焼討で賄う。
外交資金が最重要で、内政の手を休めることも必要。やるとしてもほぼ本城のみ。
山間部の巡察で一山当てると楽。平野部は残しておくと遊んでる武将をチェックしやすい。
序中盤:
国人衆の取込で本拠を肥大化、局地戦で削っていく。
外交資金程度は捻出できるようになってくる。出兵できない事態を避けるため、内政は兵糧重視。
大兵力で包囲したら焼討。なるべく支城で補給したい。
序終盤:
初期本拠+制圧した本城を軸に、地方毎の有力大名を制圧する。内政は兵糧重視。
中序盤:
資金に余裕が増えてくるので、政策を実行できる。
民忠誠度を上げる政策をコスパの良い順に選んでおけば失敗はないが、あくまでも最優先は外交費。
本城の開発も仕上がってくるので、内政値の伸びが悪くなったら建設も最小限行う。温泉は優先して建てたい。
中々盤:
ランダム要素がある家宝をある程度貯めこんだら、従属や同盟中の小大名を取り潰して大丈夫だろう。
序盤に手にいれた武将といくつかの本城を基に、全国への足がかりとなる肥沃な土地の大名を制圧する。
この地域を奪取できたら、支城の開発を行っても無駄にならない。
政策による民忠誠度の底上げで制圧先の支城兵がアテになる。適宜入城させながら次々に落としていく。
中終盤:
基盤となる地域の制圧が完了し、そこからの勢力拡大にはさらなる兵糧が必要。
外交資金、開発資金を捻出しても金が余り出すので、割高に感じても兵糧を買い込む。
買い込んだ兵糧で城を落とせるならば元は取れる。他の大名が育つ前に京都を目指す。
建設や拡張は基盤地域で行ってもよいが、元を取る頃にはクリアしているだろう。
内政値の伸びが悪くなったら行う程度で十分。米問屋は作った分ペイする。牧場、鉄砲鍛冶があっても良い。
一方で、遠征が長期化するために温泉を建てるメリットは薄くなる。
注意すべきこと
このゲームでは千日手の状況に陥ることがある。
そうした場合、戦う時期を間違えているか、戦う場所を間違えているか、戦う相手を間違えている。
判断ミス以外のうまくいかない原因は、兵士/兵糧不足と金/時間不足に分けられる。
落としたい城を落とせない場合は、兵士/兵糧不足である。
逆に落とせる城を落としすぎる場合が、金/時間不足である。
この城を落とすと新たにどの大名と隣接するか?を考えて、前もって外交関係を構築してから攻めこむとうまくいく。
兵士も兵糧も外交(金、時間)も、バランスよく考える必要がある。
例:>
兵糧不足が解決した→兵糧を使い切れていない=兵士不足に問題が移っている。
兵士不足が解決した→軍拡がすすみ外交問題が発生する。金と時間が必要。
外交問題が解決した→さらに軍拡がすすみ、兵站が伸びて兵糧不足が発生する。
家中
状況
奥東北に位置する安東家には、配下が一人しかいない。この配下、史実では謀反を起こしたらしい。
支配城は一つだけであり、労力不足で道路整備すら出来ない。
Tips☞労力は本城を2、支城1とした直轄地内の合計で算出される。
だが、実はこれらは最序盤ではさほど不利にならない。
最序盤の弱小大名にとって最も重要なのは飛び道具となる外交である。
金が最大の足枷となっているので、労力・武将があったところで余らせてしまうだけだ。
指針
人口は少なく、武将の能力値は低く、AIには内政ボーナスとあって、中央との差は開く一方だ。
庄内平野には支城すら生えておらず、南には広大な不毛地帯、東には奥羽山脈がそびえ遠征も難しい。
より視野広く見れば、ほぼ日本の最北端で、将来的にも遠征拠点にならない。
中央から遠いほど無駄な兵糧を食うだけ不利だ。
つまり、じっくり育てたところで将来的にも役立たないのだ。
まずは地の利を活かす。
奥東北での争いに限れば、移動の不利は利点にもなる。
津軽・羽後・陸奥の三地域間の移動は山越え必須で、それぞれの地域への援軍は先手を打たなければ間に合わない。
庄内平野は補給もできない広大な不毛地帯なのだが、面積が広い分だけ他地域よりも国人集落が存在する。
まずは羽後から羽前にかけての支城を制圧して国人衆を取り込み、肥大化させた本拠・檜山城の兵力で津軽の局地戦を圧倒したい。
今では日本有数の米どころだが、ゲーム内の庄内平野は広いだけの湿地帯だ。
当時の広い八郎潟を見ることが出来る(檜山城すぐ南。八郎潟が干拓されるのは第二次世界大戦後)。
ちなみに利根川の東遷事業も江戸時代のことなので、ゲーム内では江戸川が広く表現されている。
こういう細かい作りこみを見ると、執筆者は脳汁流出が止まらなくなってしまう。
当時の広い八郎潟を見ることが出来る(檜山城すぐ南。八郎潟が干拓されるのは第二次世界大戦後)。
ちなみに利根川の東遷事業も江戸時代のことなので、ゲーム内では江戸川が広く表現されている。
こういう細かい作りこみを見ると、執筆者は脳汁流出が止まらなくなってしまう。
最大拡張ではなくスピードを重視し、まずは2年後を対南部戦のピークに設定していく。
競馬に例えるならサクラローレルよりもマイネル軍団だ。まずは二歳戦に勝利しなければならない。
そして、ダービーで乗るのは別の馬だ。
対外
状況
外に目を向けると、五つの城と優秀な配下を抱える南部家がほど近く、開始後まもなく隣接することになる。
Tips☞「隣接しているかどうか」は援軍依頼やAIからの宣戦に関わる。
遠交近攻政策を実施していなければ、外交工作が可能かどうかを目安にできる。
工作可能な大名はこちらの領土を常に狙っている。
遠交近攻政策を実施していなければ、外交工作が可能かどうかを目安にできる。
工作可能な大名はこちらの領土を常に狙っている。
Tips☞援軍依頼には、隣接判定のほか、同盟国との戦争状態や、出陣可能な部隊の存在などが影響する。
工作値40で9ヶ月の停戦状態となり、同盟よりも費用対効果が大きい。
一方で、停戦したいときに援軍依頼が出来るとは限らない、破棄が出来ないのがデメリットである。
工作値40で9ヶ月の停戦状態となり、同盟よりも費用対効果が大きい。
一方で、停戦したいときに援軍依頼が出来るとは限らない、破棄が出来ないのがデメリットである。
また南東に伊達、南西に長尾という大大名がおり、隣接した支城の待機兵が少ないと即座に宣戦されてしまう。
彼らを打倒できたときには、関東平野を平定したゲーム最大兵力を誇る北条と隣接することになるだろう。
甲相駿三国同盟、越相同盟という強制イベントで外交関係が一気に変化するので、注意したい。
逆に、初期から併合可能な本城を有する勢力として、最上家(山形城)・斯波家(高水寺城)がある。
Tips☞ホイールでカメラを引いて日本全土表示にさせると、各勢力の概況がわかる。
小勢力の場合、偵察なしに兵士数を把握することが出来る。
小勢力の場合、偵察なしに兵士数を把握することが出来る。
指針
南部家
ゲーム序盤最大の脅威となる。
宣戦されると滅亡待ったなしなので、開始ターンから土下座外交を行っていくことになる。
Tips☞AIは同盟、停戦、信頼状態の場合には攻めてこない。
Tips☞贈物を送ると、贈物が届いた瞬間から信頼状態となる。
十等級の場合、そのターンを含めて3T持続する。
信頼状態の場合、工作にボーナスがつく。贈物を送ったターンから工作をすると無駄がない。
なお、同盟や停戦の期限が切れたときに信頼状態になっていることがある。
これは「同盟中だと思って遠征しちゃっています。今なら空なのでどうぞ攻め落として下さい」という合図である。
十等級の場合、そのターンを含めて3T持続する。
信頼状態の場合、工作にボーナスがつく。贈物を送ったターンから工作をすると無駄がない。
なお、同盟や停戦の期限が切れたときに信頼状態になっていることがある。
これは「同盟中だと思って遠征しちゃっています。今なら空なのでどうぞ攻め落として下さい」という合図である。
工作をしなければ、南部家は周辺の支城を制圧したのち安東家・蠣崎家に目を向けるはずである。
Tips☞AIは隣接した勢力のうち、兵士数の少ない拠点を優先して攻める。
東北統一だけならばどうとでもなるが、遅れるほど中央との差が開いていくので、
伊達との戦争が始まるか、蝦夷制圧に向かったタイミングを狙って津軽を制圧する。
機を逃した場合は、羽前から南をつつき、その隙に津軽側から切り取っていくことになる。
三日月の 丸くなるまで 南部領。そうはさせない。
南部家の本城は石川城と三戸城なので、受けに回ると辛い。石川城と三戸城は離れているため、各個撃破したい。
三戸城は支城・九戸城と近く攻めづらいので、石川城から攻めることになる。
南部家の本城は石川城と三戸城なので、受けに回ると辛い。石川城と三戸城は離れているため、各個撃破したい。
三戸城は支城・九戸城と近く攻めづらいので、石川城から攻めることになる。
長尾家
出羽地方の支城を統一すると、羽前が長尾家と隣接判定になる。
山越え必須なためか、武田との争いに忙しいためか、優先順位は低いようだが、
羽前の兵士を出陣させ待機兵を減らしてしまうと宣戦してくる。
越後と羽前の間には越後山脈が連なっている。北側から越後平野に出ると、すぐに本城の新発田城がある。
単独侵攻では山越えの間に春日山からの増援が来てしまうだろう。
逆に、相手も山越えをするために時間がかかるのだが、この場合は支城が相手で、
本城からの救援は不毛地帯を通過する必要があるために対応が遅れがちだ。
兵糧的にも、兵数的にも撃退してそのまま侵攻というのも難しく、攻められ損になってしまうだろう。
中盤以降の鍵となる山形城攻略には、遠征となる本拠檜山城からではなく、羽前の兵士を動かして対処したい。
その事前準備として、長尾家への対応は必須である。
南から攻めるなら苦労しないだろうが、北から攻めるとなると新発田城は非常に厄介だ。
会津からの進軍ルートも確保しておかないと辛いだろう。
どうでもいいが、年代が進み長尾家が上杉家へかわると、伊達家の家紋と色が似て判別しにくくなる。
ドナルドはよく間違えて攻撃しちゃうんだ☆てへぺろ
会津からの進軍ルートも確保しておかないと辛いだろう。
どうでもいいが、年代が進み長尾家が上杉家へかわると、伊達家の家紋と色が似て判別しにくくなる。
ドナルドはよく間違えて攻撃しちゃうんだ☆てへぺろ
伊達家
陸中の支城勢力、あるいはその支城を制圧した南部家を食っていくと、伊達家と接することになる。
このあたりからようやくまともな人口を有するのだが、それだけに手強くもある。
伊達家には攻めるポイントが二箇所ある。一つは利府城、もう一つは米沢城である。
米沢城には道路が南向きの三つ叉フォーク状に繋がっており、北からは攻めにくく、力攻めするのは困難だ。
だが、直上に存在する山形城には温泉地があり、兵士の補充をしつつ嫌がらせをするだけなら十分に可能である。
利府城は高水寺城から程近く、しかも移動は平野で、挟撃も容易だ。
米沢城に敵本隊を釣り出しつつ、陸前から一気に侵攻することになるだろう。
米沢城も北からは攻めるのが難しい。
利府・米沢には温泉があり、長期化すると分が悪い。逆に伊達領を制圧できれば、周辺大名と越後を獲ったも同然だ。
利府・米沢には温泉があり、長期化すると分が悪い。逆に伊達領を制圧できれば、周辺大名と越後を獲ったも同然だ。
東北では珍しく攻めやすい利府城。リソース面で得るものが大きい。
支城の小泉城も同時に攻略して、南からの増援部隊をブロックすると楽。
支城の小泉城も同時に攻略して、南からの増援部隊をブロックすると楽。
北条家
肥沃な関東平野に君臨する今作きっての強敵である。
圧倒的なリソースを持つだけでなく、関東平野は移動がしやすく、数字以上に兵士運用と兵糧消費に優れる。
何よりも厄介なのは、甲相駿三国同盟、越相同盟という強制イベントのために流れが読みにくいことだ。
共同で上杉攻めをしていたら、突然敵国扱いという罠にハマることがある。
Tips☞AIは外交に工作値を必要としない。互いの外交状態やターン数を計算しても無駄である。
争うように仕組んだ大名同士が突然停戦や同盟するので、AI同士の外交関係に過信は禁物。
馬鹿AIを補強するためのチート補正は光栄の伝統芸能だ。
争うように仕組んだ大名同士が突然停戦や同盟するので、AI同士の外交関係に過信は禁物。
馬鹿AIを補強するためのチート補正は光栄の伝統芸能だ。
さっさと婚姻でもして安全を確保したい。触らぬ神に祟りなしである。
万が一関東が欲しい状況になれば、破棄して殺してしまえばいいだけの話だ。
北条を打倒できる程に勢力が育っているのならば、各地の大名家との外交関係が悪化しても問題にならないだろう。
斯波家
東北における稀少な本城・高水寺城を有するのだが、高水寺城は本城にも関わらず人口が1万に満たない。
耐久が高いのが取り柄の支城、といったところだ。
おそらく南部家が1年程で攻め落としてしまうが、大した問題にはならない。
安東家の本拠・檜山城は商業国で、こちらは農業国なので、もしも取ることが出来れば、序盤から分業的な開発が可能になる。
最上家
中盤の対伊達、対長尾戦線の要地となるのが山形城だ。
温泉地を利用して、米沢城・新発田城に敵を釣り出す役目を担わせたい。
ただし、山形城は攻めるに難く、守るに難い。
攻めにくいのは山に囲まれた盆地であるためで、守りにくいのは救援も困難だからである。
東北の地盤を確保するまでは救援に向かいにくく、奥東北の操作中には直轄圏からも外れてしまう。
援軍を送れなくなる南部家制圧の間は外交で時間を稼ぎたい。
放置すると2年程で伊達家に取り込まれる。
織田家
1582年6月に例のアレがある。万が一中央進出が遅れた場合も、これで一発逆転出来るだろう。
ポイントとなる本城
檜山城:商業、高水寺城:農業、山形城:温泉、三戸城:牧場、利府城:温泉・鉄砲鍛冶、米沢城:温泉
南部家制圧に2~5年、伊達家制圧に5~10年、長尾(上杉)家制圧に10~15年と見積もって、いざプレイ開始!
感想
春日山まで攻め上がった1557年1月の時点で、北条・武田同盟が破棄。
織田は稲葉山城攻めをようやく開始。飽きたのでここらへんで終了とした。
もう少し政策の実施タイミングなど、うまくやる方法があったように思う。
本作の肝は、1つは外交関係を構築してから動くこと。
もう1つは、兵士・兵糧・金のリソースの優先順位が状況に応じて入れ替わるので、「いま何が必要か?」「次に何が不足するだろうか?」を見極め、手を打っていくことだろう。
また、外交関係や立地条件など、数字に表れない強みも存在する。
ゴミ大名を攻めることで親玉との外交関係が悪化したり、クソな城が重要な防衛拠点となったりする。
これだけやってればいいという唯一解がないし、同盟先の選択肢も多い。まだまだ楽しめそうだ。
2014/3/5追記 戦闘データ検証
安東家の天敵・南部晴政隊の強さの理由を探るべく検証してみた(体感的に、挟撃しても同程度の損害に感じていた)。
検証には宇都宮家、三村家を用いた。
理由はゲーム開始により乱数を変えられる、初ターンで接敵可能でイベントを見ずに済むため。
宇都宮家での検証/装備無、軍馬のみ有、鉄砲のみ有、軍馬+鉄砲有、挟撃有/無の結果
仮説:当主には戦闘ボーナスがあるのか? 当主・宇都宮広綱(統率66/武勇54)と多功長朝(統率69/武勇55)で比較。
結果1☞当主だからといって戦闘ボーナスはない。
仮説:南部晴政の強さは軍馬と鉄砲配備による効果か?
軍馬・鉄砲の効果(直接攻撃)
結果2☞軍馬配備、鉄砲配備により、自軍被害が25%程度減少し、敵軍損害が25%程度上昇することがある。頻度は2~3回に1回程度。
結果3☞軍馬のみ、鉄砲のみ、軍馬+鉄砲の効果は同じ。基本的には軍馬だけ配備すれば十分。
鉄砲の効果(間接攻撃)
結果4☞鉄砲隊は敵部隊と接触していなくてもダメージを与える。
複線で道路が走っている状況などで有効で、攻撃を受けずに隣の道から一方的に攻撃できる。
ただし、道路の途中で停止ができないため、操作が面倒。
また、部隊が凸状態になっていないと発生しないため、前もって接敵ないし攻城しておく必要がある。実用性は低いと思う。
複線で道路が走っている状況などで有効で、攻撃を受けずに隣の道から一方的に攻撃できる。
ただし、道路の途中で停止ができないため、操作が面倒。
また、部隊が凸状態になっていないと発生しないため、前もって接敵ないし攻城しておく必要がある。実用性は低いと思う。
結果5☞鉄砲隊は戦闘に参加していない近くの部隊にも損害を与える。
鉄砲による巻き添えでは国交断絶にはならない。
このゲームの名物である部隊行列が発生するような大国との戦闘では、鉄砲配備が生きてくる。
大国と戦闘する頃には資金にも余裕が有るはず。
逆に言えば、ダメージ表示が出たからといって戦闘に参加しているとは限らない。
AIは底なしの資金力があり、まず間違いなく鉄砲を配備しているので、流れ弾を食らっているだけの部隊がいないか注意する。
鉄砲による巻き添えでは国交断絶にはならない。
このゲームの名物である部隊行列が発生するような大国との戦闘では、鉄砲配備が生きてくる。
大国と戦闘する頃には資金にも余裕が有るはず。
逆に言えば、ダメージ表示が出たからといって戦闘に参加しているとは限らない。
AIは底なしの資金力があり、まず間違いなく鉄砲を配備しているので、流れ弾を食らっているだけの部隊がいないか注意する。
検証:挟撃(二方向)の効果
結果6☞挟撃(二方向)は自軍被害を25%程度抑え、敵軍損害を25%程度高める。頻度は100%。
結果7☞軍馬/鉄砲は合流する部隊のいずれかが装備していればボーナスがある。複数部隊が配備していても重複しない。
馬鹿正直に大部隊には軍馬鉄砲を配備せず、挟撃用の少数部隊に軍馬のみ配備するのが最も費用対効果が高い。
馬鹿正直に大部隊には軍馬鉄砲を配備せず、挟撃用の少数部隊に軍馬のみ配備するのが最も費用対効果が高い。
頻度を考えれば倍以上効率が良いので、軍馬/鉄砲配備の不利は挟撃で逆転できていたはず。
仮説:南部晴政の強さは戦法によるものだろうか? 穿ち抜けは、武田晴信、伊達政宗、立花宗茂ら錚々たるメンバーが所持している。
三村家での検証/穿ち抜け、剣豪(ついでに短気も大友家で)、奮迅の検証結果
戦法:穿ち抜け
結果8☞軍馬/鉄砲配備に+した効果は見られなかった。会戦無しだと効果は期待できないのかも。
特性:剣豪 三村家にも浦上家にも剣豪もちがいたので、ついでに検証した。
方法は、毛利→浦上と喧嘩を売ったり、備中高松城からも部隊を出して相手を帰城させないままにしたり。
結果9☞初撃に限り、敵の損害が30%程度上昇。頻度は100%。
結果10☞20日間程度の非戦闘時間が経過すると、初撃判定はリセットされる。凸や△などの状態には依らない。
結果11☞一旦帰城/入城すると、初撃の判定はリセットされる。
特性:短気 ついでに立花誾千代隊で周りの大名に喧嘩売りまくって検証
結果12☞短気の条件も、剣豪の初撃判定と同様。
特性:奮迅
結果13☞敵の損害が25%程度上昇。頻度は100%。
どうやら穿ち抜けの効果ではないようだ。
(細かい数字は統率/武勇/兵士数で変わりそうだが、概して言えば、会戦無しの場合は戦法よりも特性を重視したほうがよさそうだ。)
で、初めて説明書を読んでみたら、p.24に合流は要所でのみできます。街道などでは合流できませんと書いてあった。
晴政隊とは相手が動いてくる状況で戦闘になることが多かったので、おそらくこれが原因だろう。
結論☞挟撃は道路ではなく要所でやろう。
おまけ:疾走/早駆の効果
織田家で検証。安土-姫路間でレースを行わせた。
結果☞部隊が△状態のときは最高速となっており、疾走/早駆のためにさらに速くはならない。
△状態のときにも効果があるなら兵士の運用効率が上がる神特性だったんですが、凸状態のときのみ効果があるようです。
以上、既出かもしれないのですが、個人的に探しきれなかったのでまとめて貼っておきます。
シミュレーションゲームを謳うからにはこの辺りの数値はきちんと公開してほしいものです。
「やや上昇することがある」という表現から何をシミュレートしろと言うのか……。
おまけのおまけ・部隊の馬印
馬印が部隊ごとに違うようなので、これがマスクデータの何か(士気など)を表しているのか?と思い調べてみた。
ただ単に部隊を出陣させた順だった。
1番隊: 金無地の扇(徳川家康)
2番隊: 紺地に朱の丸の扇(上杉謙信)
3番隊: 金の三つ団子(滝川一益)
4番隊: 黒の二段笠(伊達政宗)
5番隊: 切り裂き旗(瓢箪もあれば豊臣秀吉だが、長さ的に別の武将だろう。不明。)
6番隊: 馬簾(加藤清正の色・本数違い)
7番隊: 天衝(池田恒興?)
8番隊: 輪貫(黒田官兵衛)もしくは団扇(島津義弘の色違い)
9番隊: 唐傘(織田信長あるいは真田幸村の色違い)
10番隊: 金扇…(以下繰り返し)、となっているようだ。
※当主の出陣は金無地の扇で固定(このせいで当主ボーナスがあるのかと勘違いした)。
※※()内はモチーフにしたと思われる武将、5~9は色違い・本数違いでアレンジしている模様。
- 最終更新:2014-10-11 18:14:10